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26 October

東南アジア最高峰ボルネオ島は世界遺産キナバル山「ロウズ・ピーク」4,095mの頂へ

昨年に屋久島での夫婦キャンプ登山をしまして、年に一回はどっか遠くに行って旅行か山登りできたらいいね。と言っておりましたら、どこからか東南アジア最高峰がマネーシアのボルネオ島にあるよ。ということでイスラム圏のボルネオ島まで行ってきました。簡単にこのキナバル山をまとめるとこんな感じ。

  • 標高4,000mの空気の薄さは予想以上
  • 昇る太陽がほんとうにオレンジ色
  • 無駄なものは置いていけ。三脚とかまじ要らない
  • マシラウルートは行きに使うべき
  • 歩行時間だけでも21時間。いろいろ覚悟したほうがいい
  • 日本人はいない。本当にいない

世界遺産に登録されてからなのか、ガイド付きでないと入山できません。しかも入山規制があって1日150人しか入山できません。JTBなどのツアーがありますが、かなり高め。1人あたり20万とかします。が、個人でいろいろ頑張るとその半分ちょいで行けてリゾートホテルに泊まれます。三宿家はそれほど裕福ではなく、かつ冒険心豊かなため後者を選択。英語はほとんど話せないのですが、持ち前の勢いとよくわからないボディーラングレッジで行ってきました。

コースはこちら。

  

ティンポホンゲートからベッドのあるラバンラタで1泊して、キナバル山のロウズ・ピークへ。その後、マシラウルートで下山するというルート。そんな登山を写真で。

ホテルまでお迎えに来てくれます。片言の英語とマレー語のおにーさん

不安しかない海外初登山

ホテルのビュッフェで盗んできたパンのかけら。冒険の始まりっぽい

マレーシアで有名っぽいテングザル。その後ろに見えるのがキナバル山

ホテルから2時間くらいでキナバルパークの公園本部に到着

登りにいくキナバル山。ずいぶんとした風貌ありました

ルートマップに浮かれる嫁ちゃん

記念撮影。Bluetooth対応の自撮り用の棒を買いました

入山許可証みたいなネームプレートもらった。ないと入山すらできないみたい

入山者全員にお弁当が配られます。中身はお楽しみ

ここまで送ってくれたドライバーと登山ガイドがなんか話してる

公園本部からティンポホンゲートに向かいます

今回のガイドのモリスさん。ベテランのガイドのようです。ちなみに傘付きのストック

キナバル国際クライマソンのレコードボード。DAI MATSUMOTO、日本人がいました

調べたらすぐに出てきました。同じ群馬県出身ということなので何か親近感湧きました。にしてもあの登山ルートを走れるってすげーな。と今になってI think so.

SkyRunner キャベツのブログ
http://ameblo.jp/tsumagoi-cabbage/entry-11650973207.html

ティンポホンゲートに到着。入山証明書とかもろもろの手続きをしてくれます。

世界遺産のキナバル山。入山届提出、入山料の支払いおよびガイドの随行が義務化されていて、入山規制もあり1日に150人しか入山できないんです。人の制限があるため富士山のように山頂付近で渋滞・・・といったことがありません。山小屋もその人数に合わせて用意されているので、ゆっくりした登山が楽しめます。

 

AM9:30 出発[1867m]

さてキナバル山へ出発です

突然リスが現れました。動きがめっちゃ早かった

キナバル・バルサム。コタキナバルの固有種のようです

なんだっけなぁ。。コーヒーの種類とかいってた気がする

カーソン滝に到着。小さめのかわいい滝

滝を脇目に歩きます

階段が続きます

 

AM10:10 PONDOK KANDIS[2238m]

1km地点に到着。まだ体力がありますが5分くらい休憩

ここにもリスいた

こんな看板がたってます。スタート地点からの距離数と標高が書いてあります

めっちゃ蜘蛛の巣

スコールの気配があったので雨具を装着します

エバカラーの嫁ちゃん。ちなみにスコール中

歩きにくい石の階段

 

AM11:50 Uban Shelter[2684m]

ランチポイントに到着。お昼ご飯です

紙袋が破れてました

中身はこんなサンドウィッチ

リンゴと水も入ってました

簡単な食事ですが美味しいものです

ほんと動きが速いリス。

まさにジャングル

雨に加えて標高がいい感じになってきた

途中で水が噴き出してた。上に山小屋があるのでそこまでライフラインを引いているようです

 

AM12:50 Layang-Lanang Hut[2846m]

ラヤンラヤン・ハットに到着。右側にみえるのがスタッフ小屋。ガイドさんたちの休憩場所のようです

なんてゆー鳥なんだろう

こんな道がひたすら続きます

少し山頂が見えました

マウテンネックレスって言ってた。ボルネオ島では代表的な花のようです

マシラウルートとの分岐点。明日の朝11時までにここに来れればマシラウルート行けるとのこと

綺麗な花が咲いてました。マクロ担当の嫁ちゃんです

モリスさんが教えてくれたんだけど名前忘れた

パピローサ・セロジネ。地生ランです。

バービィッジ・ベゴニア(シュウカイドウ科)

クラーケイ・ミズビワソウ(イワタバコ科)

サニクリフォリア・トレキムネ(セリ科)

まだまだ元気そう

もうそろそろ3,000m付近

急斜面が続きます。3,000m付近なのに草木が豊かです

雲の動きが早くて山頂が見えたり見えなかったり

エリコイデス・シャクナゲ

下の景色が綺麗に見えました

マクロステギア・フタバムグラ(アカネ科)。ふわふわきれい

たぶんタンポポ

 

PM2:20 Vilosa Shelter[3190m]

ベロッサシェルターに到着

急斜面が続きけっこう体力を奪われます

くす玉みたいなお花

好きな写真。iPhone用の広角レンズが役に立ちました

山の頂みえてきた。地獄のなんかみたい

たぶんレフルブム・ネズモドキ(フトモモ科)

かの有名なウツボカズラ。なかに昆虫が落ちてました

スタートから5km地点。いよいよ3,000m

下の方は赤土でどろどろしてましたが上にくると水がきれいでした

急な岩場が続きます

けっこうくたくた

キナバルエンシス・キジムシロ(バラ科)。キナバル山の固有種です

気温・風速・とかの計測器。もうそろそろ山小屋の予感

ラバンラタレストハウスに到着!

 

PM3:45 Laban Rate Resthouse[3273m]

今日の登山はいったん完了

ラバンラタの中に入ります

中はこんな感じ。入山規制があるからゆったりと満席になることはないです

有名人とかじゃない写真が並んでた。こうゆーのいいよね

入り口の看板。なんかかっこいい

16:30に夕飯。ビュッフェ形式でいろいろと食べれます

嫁ちゃんもこの笑顔。若いバナナだったんだけど美味しかったです

雨が降ったりやんだり。山の天気は女心です

部屋は2段階ベットの相部屋です。上にあがってみたんだけどグラグラ揺れすぎて寝れたもんじゃなかったです

キナバル山には山小屋がいくつかあって、ご飯とかの休憩所件ベッドのある「ラバンラタ」が設備一番よいと言われてます。他の小屋だと食事のために往復20分とか大変で、もともと僕らは「ラバンラタ」ではなく上に10分登った「グンティンラガダン」だと言われてました。行く前に交渉していたのですが、ツアー会社が「ラバンラタ」のベッドをまとめて押さえてしまうので、個別の場合は確保できないと言われました。が、モリスさんが「ラバンラタ」のスタッフと仲がいいとのことであっさり「ラバンラタ」に泊まることができました。

部屋にいろいろ本が置いてあるんだけど日本語の本もあった。1981年発行のだけど

山小屋の夜は早いです。18時には寝ちゃいました

 

10/17(Fri) 2日目

深夜1時に起床してご飯食べて2時に出発

朝ごはん

元気いっぱいです

アタック開始

1時間ちょっと登るともうすぐ富士山レベル

ヘッドライトつけての夜登山。電池が切れるトラブルありましたが予備持ってきて大正解

月と星とヘッドライトがキナバル登山っぽい

ぶれっぶれだけど街灯り

 

AM4:00 Sayat-Sayat Hut[3620m]

キナバル山最後のチェックポイント「サヤッ・サヤッ ハット」に到着

三脚で撮った写真。このために3kgの三脚がちょっと間違えた気がする

足場はこんな感じ。溶岩でできた岩場になります

うっすら陽が昇ってきた

トゥンク・アブドゥル・ラーマンピーク。通称「ロバの耳」

人がいい感じに撮れた

アグリーシスターピーク

結構寒かった。ダウン着ると暑いし脱ぐと寒い

嫁ちゃんベストショット

ご来光

ご来光その2

 

AM4:00 Low's Peak[4095m]

東南アジア最高峰キナバル山 ロウズ・ピーク登頂成功

その2

その3

サウスピーク。綺麗な流涎

一緒に撮ってもらった

頂上で確認し忘れた。5m降りてきて4,090m。日本ではみれない数値です

セント・ジョーンズ・ピーク。通称「ゴリラの顔」

アグリーシスターピークにかかる太陽

こんな感じにおりていきます

転ぶと一気に転がって落ちていきそう

雲の上にいます

アスファルトに引いた白い線のようなラインあった。自然の不思議

コンクリートで固められたようなトゥンク・アブドゥル・ラーマンピーク

サヤッ・サヤッ ハット帰ってきました

目の前にはすごい絶景です。奥に見えるのがマレーシアで2番目に高い山トゥルスマディ山(2642m)

たぶんレフルブム・ネズモドキ(フトモモ科)

登ってきた道をくだります。ロープワーク大事です

撮ってもらいました

けっこうな急斜面。ロープを固定してる石がはがれないのか、すげー心配だった

プレビフォリア・ヒメツバキ(ツバキ科)

ランのなんか。木に寄生するやつです

ここを登ると直でサウスピークに。ボルダリングで登っていくヴィアフェラータコースというらしいです

パノラマで撮ってみた。ボルネオ島が一望できます

3,300m地点までおりてきました。入山できないときロックされるみたい

 

AM9:30 Laban Rate Resthouse[3273m]

ラバンラタ到着。朝食をいただきます

いいメッセージ

バイバイキナバル山

苔の宝庫

見たときない葉っぱの生え方

この白いのは昔、海だったときの証拠らいしい。ミネラル・ミネラルっていってた

 

AM10:15 Paka Shelter[3080m]

チェックポイントにはこんな看板があってアップダウンがわかります

赤茶の土壌までおりてきました。名付けて「オレンジロード」

なんだっけかな。なんかのキノコ。乾いているとき押すと白い粉を出すらしい

新芽が綺麗にわかる森でした

コントラストおかしいんじゃない?って思うほどの緑。パーフェクトグリーン

ウツボカズラの集団

マシラウルートとの分岐点にきました。

行きのティンポホンルートまで3時間。マシラウルートだと6時間と言われましたが、せっかくなのでマシラウルートを選択。ガイド料もマシラウルートで払ってたんだけど11時までにここにこないと行けないと言われてまして、実際ここについたのが、11時半。なんか言われるかなぁと思いつつも聞いてみると「Your choice」と聞かれ迷わずマシラウルートを選択。マシラウルートとは昔、ボルネオ島を研究する研究者が歩いた道といわれてまして植物の宝庫らしいんです。が、実際は山を縦走する過酷なルートでした。

ちーちゃい花

伝わるかあれだったので嫁ちゃんの手のひらとウツボカズラ大きいものだと3ℓの水が入るらしいです

クシフォリウム・シャクナゲ

マイマイ言ってたけどなんかのカタツムリ

歩くたんびにウツボカズラがいらっしゃいます。嫁ちゃんが体全体で大きさを表現してます

なんかのキノコ。毒はないって言ってた

なんだっけなぁ、、ガイドさんが写真撮るほど綺麗な花だったことは覚えてる

 

AM11:45 Lampoyou Shalter[2830m]

休憩所。朝の1時に起きて4,000m登ってることをよく考えたら思い出した

図鑑に載ってそうなマウンテンネックレスの写真

とげとげの木

相変わらずジャングル

嫁ちゃんのベストオブマクロ写真

苔の生え方がハンパなかったです

これも苔

開けたところにでました

結構この時点で体力の限界でした

「ゴールどこ?」ってきったら「そこの沢をまでおりて左の山登ってその裏だよ」と言われて心が折れた

出し切った顔してる

キノコ

ベストオブリス

クッキーみたいなキノコ。この辺から名前聞いてもなんも入ってきていない

マクロ中

椿だったっけなぁ。。日本でもある亜種

川があったようです。水がきれいで「クリスタル・クリア」って言ってた

吊り橋に興奮中

明日、キナバル山トレイルランがあるようでチェックポイントに水が置いてありました

エノキみたいなキノコ

朝から10時間は歩いてます

日本じゃあまり見かけない花

必死に支えているようです

絶対触ってはだめと言われた。毒があるようです

日本語が浮かんできて撮った1枚

灰になった嫁ちゃん

 

AM16:00 Shima Shalter[2130m]

最後のチェックポイント。休んでも疲れがとれない

朝登ってきたキナバル山。こうみるとよく登ったなぁと実感しました

霧がいい感じ

マシラウゲート到着!

 

AM16:50 マシラウゲート[2000m]

明日行われるトレイルランの看板を前に。顔が笑えてません

迎えに来てくれてました

2時間かけてホテル到着。登頂証明書をもらえました

マレーシアとシンガポールの観光編はまたあとで。

関連リンク:東南アジア最高峰ボルネオ島は世界遺産キナバル山「ロウズ・ピーク」4,095mの頂へ[ flickr

さて次はどの山に登ろうかな。

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