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28 September

太古の自然が残る屋久島 九州最高峰『宮之浦岳』縦走冒険記

5月の結婚記念日に妻とお互いの趣味として始めようと目標設定しました山登り&キャンプ。結婚記念日の翌日からAmezonなどで登山用具を買い揃えるようになり、6月の「高尾山〜陣馬山」縦走から見事に登山に目覚めまして、百姓一揆☆ワンダーフォーゲル部を結成し、月に2回は登山ショップに通い、週末の休みではない妻を置いてきぼりにしつつ、7月に美ヶ原「王ヶ頭」、8月に浅間烏帽子火山群「浅間山(前掛山)」を登ってきました。そして前週にトレーニングキャンプ。これも今回の屋久島「宮之浦岳」縦走のため。

でもって今回その屋久島。「宮之浦岳」縦走をまとめるとこんな感じ。

  1. 縦走するなら淀川登山口から登ったほうが後が楽
  2. 下が晴れてても上は行ってみなければわからない
  3. カメラ持って行くなら水対策をしっかり
  4. 登山する人だったら往路ではなく縦走が絶対いい

1.縦走するなら淀川登山口から登ったほうが後が楽

今回のルートがこれ(クリックで拡大)。

1泊2日で22.8kmを21時間くらい歩いた感じ。キャンプ道具持って行ったんで荷物は25kg(帰りはテントとかいろいろ水を吸収しちゃって30kgくらい)だったので人よりかなり遅いペース。

で、縄文杉目指す場合、荒川登山口から行くのが一般的。朝4時ころからバスもいっぱい出てるし。それか、白谷雲水峡からというのが日帰りの王道コース。でも縦走の場合、黒味岳・投石岳・安房岳・栗生岳・宮之浦岳といくつもの岳を縦走するんで体力のある初日に頑張ったほうがいいのと、天気が読めないのでなにかあったらを考えると淀川登山口からがいいとこっちのルートを選択。バスもないのでタクシーかレンタカー(の場合はあとで取りに行く必要あり)で行くしかないけど、結果的にこれがオススメなコース。

今回いろんな手違いでレンタカーで淀川登山口まで行って、登山翌日に安房からタクシーで取りに行く羽目になったけど、紀元杉(個人的には縄文杉より近くで見れるし人も少ないので好き)をよく見れたし、屋久島一周するのによかったかも。

日帰りで縄文杉を目指すんだったらちょっと頑張って行きか帰りに白谷雲水峡を通るルートがいいかも。ジブリの世界そのもの。

ガイドさんはいたらいたでよかったのかもだけど、同じ登山口から3組くらいのグループが縦走してたんだけど、 2組がガイドさんをオーダーしてたみたいで、歩くペースとか「この箇所こんなんですよ」とかいうのが聞けちゃう感じ。なんだかんだガイドいなくてもだいじょうぶ。

2.下が晴れてても上は行ってみなければわからない

天気予報では快晴で、登り始めも太陽サンサン、ご機嫌だったんだけど黒味岳付近から天気が一辺。生命の危機を感じるくらいの超暴風雨でした。風と雨が強すぎて飛ばされかけ、栗生岳の頂上付近では四つん這いを余儀なくされた箇所がいくつかありました。下はというと晴れてちょっと風が強かったくらいとのことで、地元の人も言ってたけど「上は行ってみなければわからない」です。

3.カメラ持って行くなら水対策をしっかり

カメラカバーとかいろいろ気を使ったのですが一眼レフのレンズに水が入っちゃって修理に出す羽目になりました。2日目の縄文杉付近ではiPhoneで写真撮ってました。小さなカメラだったら防水カバーかジップロックに入れたり一眼レフを持って行くには結構勇気がいるかも。持って行くんだったら万が一のこと考えて乾燥剤(シリカゲルとか)持って行ったほうがいいです。

4.登山する人だったら往路ではなく縦走がいい

バスがないとかいろいろ面倒だけど、屋久島いくんだったら縦走がいいです。荒川登山口〜縄文杉の往路は行き違う人を見る感じスニーカーに折りたたみ傘で登ってる人がいるくらいなハイキングをちょっと長くした感じ。せっかく道具揃えてトレーニングして行くんだったら縦走しなければもったいないです。

さて、そんな屋久島 宮之浦岳縦走の冒険記。文章はめんどくさいので写真で紹介。

荷物はこんな感じで空港に

初めてのプロペラ機に笑顔が引きつってる

屋久島上陸

レンタカー借りて地図を広げる

宮之浦の屋久島観光センターで昼食。鹿肉だって

亀の手っておつまみ

中を開けるとこんな感じ。酒のつまみによさげ

走行距離「119,753km」のスズキのランディ

免許とって10年くらい運転していない人のペーペードライバー講習中。ちなみに空港の駐車場

こんかい宿を借りる安房にある「できたて屋2」さんにてチェックイン。泊まるところはこっから車で5分くらい

翌日の登山プランを相談中。ここでの聞き間違いが後で面倒なことに。

安房を周遊。春田浜海水浴場で珊瑚獲ってる人いた。おもちゃみたいだった

おなじみのマクロ写真担当の撮影風景

こんな感じ

今回の愛社ランディ。明らかにドアを交換した形跡があった

さらに南下して猿川ガジュマルをみにきた

写真だとこのでっかさが伝わりにくいので立ってもらいました

周りがビッツとかの中、この渋い車をチョイス。どうみても地元のお弁当配達車

さらに南下して千尋滝に。滝まで遠すぎる

なまはげ的ななにかのモノマネ

ホームとなる松峯荘に到着。洗濯機も冷蔵庫もコンロとかもついてる普通の家みたいな感じ

翌日からの登山準備。ワインとウィスキーは必需品

コーディネート中

できたて屋2の女将がやたらと推してた「いその香り」。予約しないと1時間待ちは当たり前

大将が朝釣ってくる近海の幸がいただけます。屋久杉の魅力はこの木目の細かさにあるとのこと

ほちぼちにして明日の登山に備える

できたて屋2で登山弁当受け取っていざ淀川登山口へ!朝昼分のお弁当で1000円

AM6:00

淀川登山口からサミット・プッシュ開始

フロントの一眼レフ装備にハイドレーション(水飲むやつ)を装備。これで荷物の総重量25kgくらい

入り口付近の大木にいちいち反応して写真撮ってた

AM7:30(スタートから1.5km 歩行時間:1時間30分)

淀川小屋に到着。

なんで「できたて屋2」なんだろうと疑問もありつつ朝ご飯

まだまだ余裕な様子

屋久島一綺麗な小屋といわれる淀川小屋。水場が充実しててこの川の水は飲めちゃう感じ

だんだん大きな木に慣れてきた

AM9:00(スタートから3.1km 歩行時間:2時間45分)

高磐岳展望台到着。ガスがでてて真っ白でなんもみえん。。唯一見えたラマに似た枯れ木

まだまだ余裕な様子

AM9:20(スタートから3.6km 歩行時間:3時間15分)

小花之江河(こはなのえご)に到着。「はかたの塩」のCMみたいに口ずさむとご機嫌な感じに

湿原を傷つけないように桟橋がかかってて尾瀬みたいだった

AM9:45(スタートから4.0km 歩行時間:3時間40分)

花之江河(はなのえご)に到着。

甘味もので休憩

山の1kmはとんでもなく長い

黒味岳に入る付近から足場が岩場に。とっても滑る

綺麗にみえた黒味岳

至るとこにあったつるつるの木。「いでらっ木」と命名

絡み合う根っこ

「あれ?思ってたより辛くね?」と思い始めたころ

山の華

麻婆豆腐の豆腐みたいな石。なんでこうなったんだろ?

キラキラ光ってた苔みたいな植物みたいな

AM10:40(スタートから5.0km 歩行時間:4時間50分)

投石岳到着。雲行きが怪しすぎる。

岩肌が湿っててかつ風が強いのでこのポーズが限界

ずっとこの繰り返し。ひたすら登って行く

本気の雨が降ってきたんで雨具装着。とにかく風が強かった

雨粒が綺麗な感じに

フロントカメラにもカバーを装着。結論この対策ではカメラを守れなかった

PM1:00(スタートから7.6km 歩行時間:7時間10分)

栗生岳近辺のでかい岩。

雨が半端なくすごくてこの右斜面にあるほこらにて休むことに

昼食。梅干しが最高に美味しかった

PM2:00(スタートから8.4km 歩行時間:7時間10分)

九州最高峰「宮之浦岳」(1,936m)到達。

うっそうと見える宮之浦岳を背に。写真を拡大するとわかるけど雨がとにかくすごかった

PM3:20(スタートから8.4km 歩行時間:8時間30分)

平石岩屋到着。足下に祠があります

このへんが一番怖かった。ストックのキャップ外さないと滑って持って行かれちゃう

この年輪が細かければ細かいほどその年の天候は大変だったそうな

PM5:30(スタートから11.9km 歩行時間:10時間50分)

新高塚小屋到着。もうくたくた

小屋がいっぱいだったのでテント設営。前回のキャンプの教訓を生かしタープも導入。ペグは打てないので石でなんとか固定

テント設営の判断に最後まで抵抗した人。ごめんなさい

深い霧に加えレンズに水が入ったせいもあってこんな幻想的な写真に

テントの中。けっこう濡れちゃってた

2日目。曇りのせいかいろんなものが全然乾いてない緊急事態

AM8:30

新高塚小屋出発。結構寝すぎた

このピンクの目印が道しるべ

朝はまだ余裕ある感じ。ちなみにこの日の登山写真はiPhoneとGRlll

AM9:40(スタートから13.4km 歩行時間:12時間00分)

高塚小屋到着。ヘリコプターで運搬された資材がたくさんあった

AM10:20(スタートから13.8km 歩行時間:12時間40分)

縄文杉到着。でかかったー

AM12:40(スタートから15.3km 歩行時間:15時間00分)

ウィルソン株とかかっ飛ばして大株歩道入口到着。

縄文杉〜楠川別れ(荒川登山口か白谷雲水峡の分岐点)まではハイキングコースのように道が整備されてるので歩きやすかった

トロッコ走ってた

地味にきつかったトロッコ道。1時間半はひたすらこの道

PM2:00(スタートから19.2km 歩行時間:16時間20分)

楠川別れ付近。装備品が昨日の雨を吸ってとっても重かった。。

なにげにいろいろでかかった

PM3:40(スタートから21.8km 歩行時間:19時間00分)

もののけの森(苔むす森)到着。ジブリの世界がここにあった

屋久島あるある

この橋が見えたらもうゴールは近い

PM4:50(スタートから22.8km 歩行時間:20時間50分)

白谷雲水峡口到着

白谷雲水峡からのバスがPM4:10で最後だったのでタクシーに相乗りさせてもらって帰宅

登山後のご褒美。この日も「いその香り」

帰りのバスで知り合ったご機嫌なメンバー。驚くことにみんな初対面

みんな東京だったので帰ったらまた会おうと再会を約束

筋肉痛がひどい翌朝に淀川登山口においてきたレンタカーをとりにタクシーで山を登る

ヤクスギランドの前に立派なシシガミ様いた

「このへんのサルはおとなしいよ」と言ってたんだけどこの後このサルに追いかけられた。カメラを低くもって近づいたのがいけなかったとのこと

紀元杉。縄文杉より近づけるしこっちのほうが好き

屋久島周遊。県道77号線沿いの「むいごっ娘」。6人の"むいごっ娘"たちが毎週入れ替わりで営業してるとのこと。平均年齢なんと71.8歳。うどんがうまかった

むいごっ娘

大川の滝。筋肉痛がひどい中がんばりました

西武林道の中にある「屋久島灯台」

日本で最もウミガメのやってくる「いなか浜」。海水浴しようと海にはいったんだけど波がパなく強かったので断念

「いなか浜」より車で10分、東にいった「一湊海水浴場」に。テトラポットあって波も穏やか

めちゃくちゃ海がきれい

めちゃくちゃ海がきれい

飛んでみた

飛んでみた2

日本最南端の御朱印。益救神社と書いて「やくじんじゃ」って読むらしい

屋久島ゴムバンド(200円)購入

軽自動車用だろうスペース。略してあるんだけどなんか読めちゃうのが不思議

近くのスーパーに買い出し。「地元の味を知るには地元のスーパーに行け」が神髄

かなり安くすんだ晩ご飯。サバの薫製みたいの美味しかった

水の入ったレンズさん休憩中。乾燥剤で治るかなぁ。

最終日。部屋の鍵を返しに「できたて屋2」に。ありがとう!

あのトロッコ発見。屋久杉自然館に

縄文杉が発見されたときの新聞

3連休中日ということもあり、みんな登山に行ってるもんだからガラガラ

ぶらぶらなんか見つけた

勝手に入ってったんだけど優しく出迎えてくれた埴生窯の窯元さん。食器を購入

「グァバ食ってみっか?」とおもむろに庭の木の実を取り出した

酸っぱくなく甘くもなく独特の果実でした。いくつかお土産いただきました

泊まった宿「松峯荘」の名前にもある松峯橋。安房が一望できる

この旅で魚を食べ過ぎたので鹿肉の焼肉。安房にある「れんが屋」ってお店

どらえもん発見。いろいろまずい気がする

レンタカーのメーターが「120,000km」いった。借りたとき「119,753km」だったので250kmくらい走った感じに

今度は2泊3日くらいで登山してみたい!またくるぜ屋久島!!

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