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09 February

無の境地!宿泊坐禅に行ってきた

週末に埼玉の山奥のお寺に既にお坊さんのような友人と宿泊坐禅に行ってきた。池袋から電車で1時間、バスで1時間のちょっとした山奥。

宿泊中は禁酒、禁煙はもちろんのこと、携帯も使っちゃダメ。肉、魚もダメ。そんでもって坐禅中はもちろん、食事中やお風呂では私語厳禁ときたもんだ。テレビもねー、ラジオもねーと、吉幾三さんの村のような環境で坐禅を体験してきました。

結論から申し上げますと、雑念を振り払うとか、無になるというか、頭の中を空っぽにするって、物凄く鍛錬がいるみたいで、1泊2日でどうなるって話じゃなかったようだ。朝夕に40~50分くらいの坐禅をするんだけど、体が慣れていないせいか、坐禅フォームを保てないし、どうやったら無になるのかを頭の中でモンモンと考えちゃう。

今回お世話になった正覚寺(曹洞宗)の坐禅の仕方。

1.坐禅用のクッション(坐蒲)に乗る

2.足は結跏趺坐(けっかふざ)、もしくは半跏趺坐(はんかふざ)で靴下を脱ぐ

3.手は法界定印(ほっかいじょういん)を組む

4.口の中の空気を抜き、顎をひき、背筋を伸ばして、目は半開き(半眼)にして視線は1m先を見る(目を閉じるのは瞑想で、坐禅とは違うみたい)

5.大事なのは呼吸。腹式呼吸で鼻から息を吸い、鼻から息を吐く

で、微動だにせず、この体勢で40~50分。きついですぜ。

お寺の本堂にはストーブはあるものの、いかんせんパワー不足なので凍えるように寒い。寝るときも然り。羽毛布団とかそんなのなくて、しかも、お寺って隙間風すごいじゃん。昔の木造だし。足が凍えるほど寒かった。


朝の6時という朝っぱらから、般若心境を何度も復唱したり、住職の説法を聞いたり、作務(お寺のお掃除)をしたり、精進料理を大事に大事に食べたりと、いい体験になったんじゃないかなぁと思います。坐禅中の呼吸法とか、心を安定させるのにもいいみたいだし。

んでもって、自分と向き合うといいますか、じっくり見つめ合えるんじゃないかと。いっつも身近にある情報機器とか全く無い状況だと、風に動く山々に、陽の沈み行く太陽を見ながら、ぼぉーっと思いに耽るといいますか、自然の有り難味を感じてみたり、食事にしても、入浴にしても、日々ただただ当たり前のことがとっても大事なんだよとか、自分の生活でも見直すところはたくさんあるようだ。

「あれでしょ、坐禅といったら居眠りしたら木の棒で叩かれるんでしょ」と思ったあなた。是非とも体験してみてください。曹洞宗では1回の坐禅につき、必ず1回は叩かれます(帰ってきてwikipediaで初めて知った)。で、ルーキーがいきなり坐禅をやって、あの木の棒(警策)で叩かれないと1時間は坐禅が組めないんです。もうなんというか、同じ姿勢で時間もわからないままずっと座ってるんですから。

ノリで行った坐禅ツアー。慣れない坐禅と写経で物凄く疲れて、帰りのバスと電車で爆睡をかまして帰ってきたので、なんだか行ったことが夢のように感じてます。ゆっくり、ゆっくり思い直して、今後の徳を養うようにしよう。

宿泊坐禅したとこ

正覚寺


この日の写真をアップ。
 :宿泊坐禅に行ってきた(41枚)

   

flickrにもアップしてみました。

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