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24 September

ツインピークスの空

目を覚ますと、ここは高度40000フィート。
エコノミーの狭いシートで毛布にくるまれながら、機内サービスでもらった赤ワインのビンが腰にあたってて、とても痛くて目が覚めた。窮屈な場所に長い時間いたので、足が物凄くだるくて飛行機の中をぐるぐる歩く。飛行機の中は薄暗く、所々にシートランプが灯り本を読んだり、機内映画を見たり、ラップトップを広げている人たちがいる。

現地時間22日の朝にサンフランシスコの空港に行って飛行機に乗る。この日はカリフォルニアでは珍しく、雨の降る朝となった。
時間通りに出発できず、なんでも飛行機を飛ばす時の申請書の手違いで、予定よりも1時間も遅れて出発したUnited Airline837。そのころには雨も上がり、太陽が見え隠れしていた。

赤ワインのビンを前のシートのもの入れにいれ、ラップトップを広げ、今回の記事を書いてみる。
この10日間「夢のように」と言ってしまえばそれまでで、「刺激的だ」と言えばそれまでなのですが、時間に追われててなんだかよくわからないうちに最終日を迎えたような感じ。3ヶ月前にきた観光とは違って物凄く忙しかった。商習慣の違いやシリコンバレーのビジネスの速さに戸惑いながらも、カリフォルニアの穏やかな気候のような人々に助けられなんとかよい仕事ができた。

アメリカ出張最終日、午前中にエンジェルの方へのプレゼンを終え、夜にSVMF(Silicon Valley Multimadia Forum)の主催する「シリコンバレー頭脳移民について考える」というフォーラム(勉強会)に参加してきた。
産経新聞の松尾理也さんを講師に招き、講演を聞いてきた。この方は「シリコンバレー頭脳移民」というアメリカ文化(特に移民問題)についての記事を産経新聞に連載しており、今回はシリコンバレーにフォーカスした面白い内容だった。なんでも、この日の次の日に松尾さんはペルー大使館のフジモリ元大統領の取材でペルーへ行かなくてはという、タイムリーな話しも聞けた。
講演の後に執筆した「ルート66をゆく(アメリカの保守を訪れて)」の販売会ということで、8冊限定の本を買ったところサインをもらった。名刺交換をしてもらう。

そこで面白かったのは、この勉強会に参加されていた方々と触れ合うことができたということ。フリーにおしゃべりできる時間が設けられており、いろんな方々とお話しすることができた。在サンフランシスコ日本総領事館や、JETOROサンフランシスコ事務所、シリコンバレーの起業家さんたちや、現地駐在員の方々、ベンチャー・キャピタリストなどの層々たる面々でした。その方々(自分も含みますが)シリコンバレーにいながらも日本のビジネスや日本社会にとても強い関心がある方たちで、具体的にはなかなかイメージできない「グローバルな競争社会」が、一足早くシリコンバレーに出現していることについて、日本はどうすればいいのか?という、なかなか答えの見つからない難問について議論してました。


おもむろに飛行機の窓のカバーを上げると、目が眩むくらい太陽が近くにあった。薄暗い機内の中の一部分が明るく照らされ、横に座っていたインド人の方が狭いシートで寝返りをうった。カバーを半分より少なく開け、できるだけ機内に光が入らないように外を見ていた。雲が、飛んでいる飛行機の下に厚く重なり、雲の“白”と空の“藍”が綺麗なコントラストで眼に映る。
飛行機に乗ることって、飛行機が飛ぶことって、普通に思っていたけど、よく考えればこんな鉄の塊がよく空を飛べるんだなぁーと関心した。あと何十年かあとに宇宙に行けるようになって、宇宙から地球を見たときって、どんなに感動するんだろう?と、未来に対するまとまらない考えをぐるぐると頭の中で考えていたら、今回のアメリカに行って仕事したことや、いろんな人に出会ったことって、その頃の未来の自分のためになっているのだろうか?

うん。多分とっても役にたっているだろう。
もっともっともっと未来の自分のために頑張ろう。

また11月頃にアメリカ出張。
そのころの自分のために英語を勉強しておいてあげよう。
窓の外の抜けるほど碧く青い空を見てそう思いました。

   

3枚目の写真:エンジェル投資家の平 強さんの自宅にてバーベキューパーティーをしたときです。大変お世話になりました。

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