March 4, 2008

BookRevue:何のために働くのか

TITLE 何のために働くのか
BOOK INFO 北尾 吉孝 (著)
BUY DATE -
REVUE DATE 2008/3/4
EVALUATION
仕事をリタイヤした父からもらった本。かの有名なソフトバンクの孫氏を支えた北尾氏の著書。

タイトルを初めて見たとき、ちょっと思い感じがした。内容も中国の儒教の話が多く、嫌いな人は嫌いかも。まっとうな日本的な道徳、美学を伝えており、「もっと古典を読め、日本的道徳心を大事にせよ。」これはその通りで、昔から今に伝わっている学問を見直してみたいなぁと思った。

読んでいるとき、山中鹿之助の「我に艱難辛苦を与えたまえ」という言葉が浮かんできた。人生は修行。ただし、、一度悟ったと思ったとしても、絶えず努力し続けないと、すぐに曇ってきてしまうのも人間の本性のようです。肉体をもっている以上、生きる上で、ある程度の物質的価値観は必要だと思いますが、それが行き過ぎないことが大切であり、同時に精神も鍛えるという両輪が必要なのだと説かれています。

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February 14, 2008

BookRevue:究極の会議

TITLE 究極の会議
BOOK INFO 鈴木 健 (著)
BUY DATE 2008/1/10
REVUE DATE 2008/2/14
EVALUATION
一言でいうと「面白くないけど役に立つ本」だと思った。書いてあることは実際の業務で使えるし、会議中にあるいやなこととかすっきり整理できる。が、面白くなく教科書みたいな1冊。
どういった考えで会議に臨めばよいかや、議事録ドリブンについて、また会議が何の目的であるのかなど、「うんうん、そうだよね」という内容が書かれている。新入社員のみならず、週に1/3は会議で時間がつぶれてしまっている!という方は読んだら面白いかも。

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August 2, 2007

BookRevue:実践CRM活用術 2007

TITLE 実践CRM活用術 2007
BOOK INFO 星湖舎 版
シナジーマーケティング株式会社 編
BUY DATE 2007年中旬
REVUE DATE 2007/08/02
EVALUATION
取引先の会社の受付にあったので、もらってきた1冊。

今や、企業サービスの一つとして定着しているCRM(Customer Relationship Management)について、最新の分析データやレポートをもとに書かれたHoe to本的な感じ。B to Cだけではなく、B to Bの場合でも役に立ちそうな情報が載っている。CRM導入を検討する上で、顧客管理システムやデータマイニングの重要性などが書かれているが、PDCAサイクルとか専門用語がいきなり出てくるので、ある程度のマーケティング知識がないと辛いかも。

業種別・世代別などに細かくアンケート調査を行っており、マーケティング資料を作るときなどに役に立ちそうな分析データが多い。特徴的なのは、もはや知らない人はいないであろうSNSやブログなどを含めたCRMの活用方法や、携帯電話を利用した場合など多岐にわたる企業が現在行っている活用方法を説明している。
ただアンケート対象者が、パソコンを使用している人を前提に調査しており、パソコン向けの資料となりそうだ。携帯ユーザを対象にしたい場合は、少し足りない気がする。

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July 26, 2007

BookRevue:ソフトウェア開発 で伸びる人、伸びない人

TITLE ソフトウェア開発 で伸びる人、伸びない人
BOOK INFO 技術評論社 (2006/1/19)
荒井 玲子 (著)
BUY DATE 2007年中旬
REVUE DATE 2007/7/26
EVALUATION
この業界に飛び込んで、上司や先輩から耳にタコができるくらい聞いた内容が、あとあとになって「あぁ、このことを伝えたかったんだ!」と気づくときあります。とても大事なことなんですが、当時、全く意味がわからなかったり、何のことを言ってるんだろう?とか。そんな当時何もわからなかったことを気づかせてくれる内容が書かれいます。

タイトルが「ソフトウェア開発」となっていますが、どんな仕事にも当てはまるような内容です。
このソフトウェア業界にかかわらず、どんな業界にも通じることだと思いますが、長く会社に属するとそれなりの甘えや、個人としてできることなどが曖昧になりがちです。能力然り、仕事・会社に対する意識なども同様です。会社に行って、与えられた仕事をこなして、決められた時間を会社で過ごすことによりお給料がもらえる。「そんな考えをしていては・・・」と当たり前のことが、わかりやすく丁寧に書かれていて、自分の仕事に対する姿勢を今一度見直す機会を与えてくれました。

また「仕事とは?」の観点からも書かれていて、「楽しい仕事と、仕事を楽しくすることの違い」や「会社や他人に依存しない」などといった、これからの社会体制をうまく書いている。
友人などが集う飲み会やパーティなどのとき「○○会社の△△です。」とか「□□会社に勤めています。」と自己紹介の一発目の発言がこんな感じの人にお勧めの一冊かと。

また、あとがきに書かれている著者自身が変わるきっかけとなった2つのメッセージが書かれています。本書を読んでいると「んー、なるほど!」と思うはずです。

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July 13, 2007

BookRevue:フューチャリスト宣言

TITLE フューチャリスト宣言
BOOK INFO 筑摩書房 (2007/5/8)
梅田 望夫 (著), 茂木 健一郎 (著)
BUY DATE 2007年中旬
REVUE DATE 2007/7/13
EVALUATION
シリコンバレーに滞在するインターネットの権威である梅田望夫氏と脳科学の先進的な専門家である茂木健一郎氏の対談がまとめられた1冊。

梅田氏は「インターネットに個がぶら下がっているときの「ぶらさがり方のかたち」を考えたときに、日本はぶどうでアメリカはりんごだというものなんです。りんごは1個1個が木から直接取れる。ぶどうは房だから、房の奥のほうの1粒を取ることができない」といったインターネットに対する日本とアメリカの組織をうまく比べている。それに対して茂木氏も「日本だと肩書きから入りますよね。たとえば、前○○とか、元××、といった肩書きの人たちが集まる中へ行くと全然楽しくない。そういう世界って、もうこれからは存在価値がないと思います。」といったように鋭く日本組織のあり方を語っている。

インターネットが広がっていく背景を基本とし、日本の組織・インターネットに対する理解がこうあってはいけない、こうあるべきだと思うということが気持ちのよいほど語られている。私も彼ら両人の考え方に賛同的だ。
対談で書かれているのが本書の8/10で、残りの1/10・1/10は梅田氏、茂木氏の特別授業風景が書かれている。梅田氏は中学2年生を前にしてお話しされた「もうひとつの地球」、茂木氏は大学生、院生を前に語られた「脳と仕事力」。どちらも日常生活インターネット・ITに関わっていない方も是非とも読んでいただきたい素晴らしい内容だった。

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